里仁舎の理念

私達の使命は、二つです。
一、お客様に対し、家族に最も適した家を提供する事
一、荒廃しつつある日本の山を守る一助になる事

今、この国の山は荒廃しています。国外の山が違法伐採などの木の切りすぎに問題があります。
これに対し、日本の山は植えてあるのに使われていないという問題を抱えています。その結果、山が放ったらかしにされ、世話をされることなく荒廃しているのが現状です。

「緑の工務店」「緑の設計事務所」として登録しています

私達は、この国の文化の根幹である山を守りたいとの思いから、「木の家づくり」を推進しています。
しかし、何でも地域の木を家に使えば良いかと言うと、住宅性能を考えた場合、まだまだそうとも言い切れないのが実情です。ハウスメーカーが全てを国産材に切り替えないのもそのあたりの事情もあります。

そこで、私達は地域の木の理想的な使い方を常に考えています。 そして、風土素材としての木を皆様の住宅に組み込む努力をしています。

「山を守りたい」

「木」は人類の営みに先立ちてあり、化石資源のように枯渇する事がなく再生産可能な生物資源です。「木」は、日本人の文化の根幹をなすものであり、また先人はそれを凛として守ってきました。木は人間によって間伐や枝打ちなどの手入れされる事によりはじめて家に適した良質な材を生産してくれます。しかし、先述の通り、日本の山々は、利用されない事から放置され、荒廃しようとしています。「木」という大地の恵みに感謝し「木」を利用することで、強く、やさしく、あたたかみのある家づくりをしたいと考えています。自然の力を感じることの出来る”人間の巣”となる家を一軒でも多くこの京都に建てたい、これが私達の思いです。