太秦の家
建築施工事例 : 京都府産材の家
「太秦の家」は、ふんだんに京都府産材を用い、環境にもやさしい木の家に仕上がりました。
玄関にある式台は、表情豊かな楓の板が使われています。
また、床暖房のあるフローリングには、きれいな桧の板が使われています。桧は『熱伝導率』が低いため、体温が奪われにい性質があります。さらに『熱拡散率』が高いので、床暖房は温まりやすく、保温力も抜群です。
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「太秦の家」では、柱だけでなく梁にも京都府内産の杉を、さらに府内産の杉を使用した合板も採用し、構造材・羽柄材のすべてを府内産の杉・ヒノキで実現しました。
構造材・羽柄材のすべてが、京都府産材
内部にもふんだんに府内産材を取り入れています。玄関を入ると最初に目に入る杉の縦板貼りの収納。LDKでは、ヒノキのフローリング、杉を使った造作家具等、府内産材を細部まで感じることのできる素敵な空間です。また、階段は桁・踏み板・蹴込板のすべてに府内産の杉を用い、北山丸太の柱とともに独特の存在感を演出しています。
また、使用した京都府内産材の一部は、京北森林組合でグレーディングという格付けを行いました。
強度や耐久性をきちんと測定した木材で家を建てることは「安心の家づくり」にも直結します。
京都府産材木材証明書
左は、京都府内産木材であることの証明書です。また、京都府産木材を用いたことによるCO2削減量をしめすものでもあります。右は、「どの部分に」「どの樹種で」「どれだけ」使用しているかの明細書です。
京都府産材をふんだんにつかったエコでやさしい家
これによると、京都府産材を使ったことにより……
排出が抑制されたCO2量は、直径1mの風船、約2,516個分。
ガソリン1,057㍑分抑制するのと同じ効果ということが分かります。
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ウッドマイレージCO2認証制度(京都府産木材認証制度)とは?
京都府内で生産された木材の産地証明に加えて、輸送時に排出される二酸化炭素量(ウッドマイレージCO2)を数値で示すことで、地域の木材を利用することにより地球温暖化防止対策を進める制度です。
※京都府HPより引用